また地震・津波が。東北沿岸の方の不安を思うとせつないですね。
上越市では板倉区の地すべりが、発生から1週間もたった今も動きが止まらず、集落を飲み込む巨大な怪物のよう。
飲み込まれた住宅の一つは、日本共産党の板倉町議をやっていた長嶺さんのお宅。長嶺さんの家を知っている上越の仲間うちでは、「地すべり、山沿いというイメージがまったくない」と戸惑いの声さえ聞くほど、周りは田んぼに囲まれている平場のイメージが強い。二百数十メートルも離れた山から土砂が押し寄せるとは、予想だにしていない状態です。
しかし、現場対応をしている市議が地元の方に聞いた話や、すぐ近くのお宅の関係者からは、「砂利取りで、木と表土がけずられ、はげ山になった」「集落の水源に影響がでないか」などの声は以前からあったようなのです。(ニュースでは、なぜかまったくそういう声は紹介されていないのですが)
表土がとられた砂利山なら、よく水を吸い込むことでしょう。雪解け水の影響が取り立たされていますが、今冬の記録的豪雪だけでなく、昨年の長野県北部地震や砂利取りの影響もあったのかもしれません。今は止めることがなにより必要ですが、専門家の方はそういう点も解明してほしい。
なお、
竹島県議から今日、今回の地すべりで被害を受けた住宅への県単独の生活再建支援制度が創設されたとの連絡がありました。