今夜は、2ヶ月ぶりとなった志位委員長講師の「綱領教室」9回目。冒頭からタイムリーな北朝鮮問題について整理して話された。
講義そのものが、現在の閉そく状況をどう打開するか、民主主義革命の「4章」に入ったことでより具体的な話にはいりました。国民の合意にもとづく日本社会の段階的発展の立場をより明確にするための「改定」内容、リンカーンとマルクスの書簡や当時の雑誌を介した「国民が主人公」の国づくりへの響き合い、自衛隊の段階的解消についてなど、それぞれ興味深い話でした。
残りわずかの時間で野党外交問題について話はじめましたが、「はたして10分もないなかで何を話すのか」と思っていたら、めちゃくちゃタイムリーな「朝鮮王朝儀軌」の返還と、「慰安婦」問題の2つの問題で党が果たした役割をズバッと打ち出し、「10分弱でここまで党の値打ちを伝えられるのか」と関心してしまいました。
朝鮮王朝儀軌の返還は、昨日の「しんぶん赤旗」でも特集されていましたが、ユネスコ条約の精神で返還をもとめた党の道理ある働きかけが大きな力になり、韓国で大々的に行われた返還式典には笠井参院議員が日本の国会議員で唯一招待され、大歓迎をうけています。
党の綱領路線がいかに世界と響き合うかを象徴する「野党外交」にはいつも関心・おどろかされますが、今夜の志位さんの話した3つのタイムリーな話でも、党綱領がますます響き合っていることを実感できました。
自分もこういう話をできるようにならなければ…